関東周遊の旅 (part12)



 足湯からは、海の景色と伊豆高原駅の車庫、そして、はるか遠くには、伊豆大島までが見渡せました。


 足湯以外にも、手洗いや顔も洗えるような所もありました。
 足湯で、のんびりした後、駅前広場を見ていると、伊豆高原うめえ水というのを見つけました。

水が湧き出ている感じでした。
 次の列車の時間が迫ってきたので、駅へ向かうことにしました。
 駅の連絡橋には、伊豆諸島の山々の書かれた案内がありました。

天気がよければ、この案内図のとおりに綺麗に見えるのでしょう。
 列車に乗って移動します。

乗車したのは、12時11分発の特急「踊り子」号、伊豆急下田行きです。 185系の特急型車両です。
 早速、列車に乗り込みます。
 今回は、こちら、グリーン車に乗り込むことにしました。
この185系では、グリーン車に乗ったことが無かったので、こちらを選んでみました。
 客室内へ入りました。

グリーン車のマーク、そして木目調の壁、普通車とは違うことをアピールしています。
 こちらがグリーン車の車内です。
 2−2列シートがずらりと並んでいました。
そして、2両あるグリーン車のうち、1両だけ、まったく無人の車両があったので、こちらを選択しました。
 座席もリクライニングシートで、かなり深く倒すことが出来ます。

また、窓も一席ずつに割り当ててありました。
 そして、座席の背面部は、JR東日本の情報誌がありました。
またフットレストもあり、普通車との違いを出しています。
 この185系の特徴としては、カーテンとブラインドが両方あることでしょうか。
 そして、こちらが普通車の車内です。
 こちらのほうも、リニューアルがされていて、リクライニングシートになっていました。
正直に言うと、この車両は、グリーン車より普通車のほうが、間違いなく良いです。
 しかし、普通車の悲しみの一つに座席を向かい合わせにすると、かなり座席の間隔が狭くなることでしょうか。
 列車は、高いところを走行し、海が見える路線をしばらく走行しました。
 グリーン車の座席で、豪華に海が見える車窓を眺めます。
 12時25分、最初の停車駅、伊豆熱川(いずあたがわ)駅に到着しました。
 駅前を見ると、湯気がたくさん出ているところがありました。

ここも温泉地で有名なところの一つです。
 そして、伊豆熱川駅を過ぎて、しばらく走行すると、海がぐっと近づいてきました。
 遮るものは何もなく、海の上を走行しているような感じになりました。

そして、伊豆大島や三宅島など伊豆諸島の島々が、はっきりとでは無いですが、見えました。
 ここの風景は、伊豆急行線内で最高の景色ではないかと思います。
しばらく海を眺めながら、走っていきました。
 海から離れると、12時31分、伊豆稲取(いずいなとり)駅に到着しました。
普通車からは、観光客がたくさん降りていきました。
 12時39分、河津(かわづ)駅に到着しました。
この駅から先は、海が見えなくなりました。
 海から離れると、山岳地帯を走る感覚になります。
標高の高い山では、山頂のほうが雪化粧していました。
 12時48分、蓮台寺(れんだいじ)駅に到着しました。
185系のグリーン車の旅も、あと一駅で終わりです。
 そして、12時51分、終点の伊豆急下田(いずきゅうしもだ)駅に到着しました。

伊豆高原から約40分のグリーン車の旅でした。

ここで、降りて観光となります。




[つぎへ]

[戻る]

[旅日記トップへ]

[トップページ]